2026年2月11日(日本時間)に公開された各セキュリティ更新プログラムの主な内容と、確認されている不具合情報です。
公開されたセキュリティ更新プログラム
| 製品ファミリ | 最大深刻度 | 最も大きな影響 | 関連するサポート技術情報 |
|---|---|---|---|
| Windows 11 v25H2, v24H2, v23H2 | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | v25H2, v24H2 5077181 v25H2, v24H2 Hotpatch 5077212 v23H2 5075941 |
| Windows Server 2025 | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | 5075899 HotPatch 5075942 |
| Windows Server 2022,23H2 | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | Windows Server 2022 5075906 HotPatch 5075943 Windows Server 23H2 5075897 |
| Windows Server 2019, 2016 | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | Windows Server 2019 5075904 Windows Server 2016,5075999 |
| Microsoft Office | 重要 | 特権の昇格 | https://learn.microsoft.com/officeupdates |
| Microsoft SharePoint | 重要 | なりすまし | https://learn.microsoft.com/officeupdates/sharepoint-updates |
| Microsoft Exchange Server | 重要 | なりすまし | https://learn.microsoft.com/exchange https://techcommunity.microsoft.com/blog/exchange/released-february-2026-exchange-server-security-updates/4494076 |
| Microsoft SQL Server | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | https://learn.microsoft.com/sql |
| Microsoft .NET | 重要 | なりすまし | https://learn.microsoft.com/dotnet |
| Microsoft Visual Studio | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | https://learn.microsoft.com/visualstudio |
| Microsoft Azure | 緊急 | リモートでコードの実行が可能 | https://learn.microsoft.com/azure |
| Microsoft Defender for Endpoint for Linux | 重要 | リモートでコードの実行が可能 | https://learn.microsoft.com/ja-jp/defender-endpoint/microsoft-defender-endpoint-linux |
更新プログラムの主な内容
今回の更新には、OSの内部機能に対するセキュリティ改善に加え、以下のような品質向上と不具合の修正が含まれています。
- ファイル エクスプローラーの修正: 複数の更新プログラム(KB5075897, KB5075899, KB5075904, KB5075906, KB5075941)において、desktop.iniファイルを使用したフォルダー名の変更が正しく機能しない問題が修正されました。これにより、カスタムフォルダー名が期待通りに表示されるようになります。
- グラフィックスの安定性: 特定のGPU構成において、dxgmms2.sysに関連するシステムエラー(KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE)が発生する問題が修正されました。
- Secure Boot(セキュア ブート)の更新: 2026年6月からSecure Boot証明書の期限切れが始まることに備え、新しい証明書(Windows UEFI CA 2023)への段階的な移行機能が導入・強化されました。
- OSセキュリティと基本機能:
- Virtual Secure Mode(VSM)が有効なPCで、シャットダウンや休止状態を選択してもデバイスが再起動してしまう問題が修正されました。
- Microsoft Defender SmartScreenのアプリケーション評価(AppRep)イベントがログに記録されない問題が修正されました。
- Azure Virtual Desktop用Windowsアプリで認証画面が起動せず、接続エラー(0x80080005)が発生する問題が修正されました。
- ネットワークと新機能:
- Windows Server 2025において、DNS over HTTPS (DoH) のパブリックプレビューが導入されました。
- Windows 11 version 24H2/25H2において、一部のWPA3-Personal Wi-Fiネットワークへの接続失敗が修正されました。
- フォントとAI: 中国語フォントがGB18030-2022A規格をサポートするように更新されました。また、画像検索やコンテンツ抽出などの一部のAIコンポーネントが更新されました。
既知の不具合
一部のサーバー向け更新プログラムにおいて、以下の問題が報告されています。
- WSUSにおける同期エラー詳細の非表示: リモートコード実行の脆弱性(CVE-2025-59287)に対処するため、Windows Server Update Services (WSUS) において同期エラーの詳細が表示されない状態になっています。この機能は一時的に削除されています。
- 対象: KB5075942, KB5075943, KB5075897, KB5075899, KB5075906


